高反発マットレスを検討してるがホルムアルデヒドの安全性は?

高反発マットレスのホルムアルデヒドから人体への影響はあるの?

更新日:2019/4/16 作成日:2017/11/10

 

高反発マットレスのホルムアルデヒドの安全性は?

 

あなたは、高反発マットレスの購入を検討しているが、原材料の一つであるウレタンからのホルムアルデヒドの放散について危険性がないのか不安ではないでしょうか?

 

ホルムアルデヒドは、吸引濃度が高くなると口や鼻に発ガンする恐れがあるほか、シックハウス症候群の原因物質の一つであると言われています。

 

シックハウス症候群になると、

 

 

  • 目がちかちかする
  • よく涙が出る
  • 鼻水がでる
  • 頭痛がする
  • 吐き気をもよおす
  • のどがイガイガする
  • 慢性的に疲労が抜けない

 

 

このような症状が出ることが分かっています。

 

そこで今回は、高反発マットレスに使われているウレタンからのホルムアルデヒドの影響をまとめました。

 

理解を深めるために、順番にお話ししていきますね。

ホルムアルデヒドの危険性について

高反発マットレスから人体へ影響するホルムアルデヒドについて理解するためには、先にホルムアルデヒド自体の危険性についてお話します。

 

ホルムアルデヒドを吸い込むと先ほどお話ししたような症状が出るのですが、具体的な数値と症状については次のとおりです。

 

ホルムアルデヒドを測定する単位は、ppmやμg/gを使いますが1ppm=1μg/gです(これを知っているとマットレス購入の時のチェックがスムーズになります)。

 

数値と症状は、一気にホルムアルデヒドを吸引した濃度で、製品から検出される数値とは異なるのでご注意を。

 

 

  • 0.2ppm⇒少し臭いを感じるが今の何だったんだろ?
  • 0.5ppm⇒何か臭いがするぞ!
  • 1-2ppm⇒目や鼻がなんか違和感がする!
  • 3ppm⇒この刺激苦痛だ!
  • 5-10ppm⇒目と鼻が超痛い!短時間ならガンマンできるがキツイ!
  • 10-20ppm⇒涙と咳が出るし、深呼吸ができない!

 

 

ホルムアルデヒドの影響を受けたものだらけの密閉された部屋になると、人によって、耐えられる濃度が変わってきますが、このような症状がでてくることが分かっているんですね。

判断のためには日本での安全基準を理解しておく

日本の環境基準は0.08ppm以下です。

 

これは、気温25度での室内濃度を基準にしたもので建物などに使われる建材、壁紙に使う接着剤なんかはこの基準を満たす程度に抑えてくださいよという基準ですね。

 

そして、私たちが使っている衣類などの繊維製品にも基準があります。

 

一般的にホルムアルデヒドは、防しわや防縮のため繊維系の製品に使われていますからね。

 

特に、赤ちゃん(生後24ヶ月以内)の衣類などベビー用品には厳しい基準があるんですね。

 

乳幼児用(生後24ヶ月以内)繊維製品は、吸光度差(A-A0)※1の値が0.05以下または試料1gあたりの16μg/g以下のという基準になっています。

 

※1吸光度差A-A0とは遊離ホルムアルデヒド試験という方法で危険性を事前に察知する方法で、0.05以下なら危険性がないと判断される数値という意味です(非常に難しいので数値を覚えておくといいでしょう)。

 

そして、子供用・大人用繊維製品 試料1gあたりの75μg/g以下で接着剤も同じく試料1gあたりの75μg/g以下となっています。

 

この辺の基準が満たされていれば、高反発マットレスも安全と言うことです(特に赤ちゃん基準以下なら安心ですね)。

 

余談ですが、ホルムアルデヒドは水に溶けやすい性質があるので、買ったばかりの衣類は洗ってから使うようにしましょう(女性の方ならそうしている人が多いと思うので釈迦に説法かもしれませんが)。

高反発マットレスでのホルムアルデヒドの現状は?

高反発マットレスのウレタンにホルムアルデヒドが含まれているのではないか?という懸念があります。

 

基本的に高反発マットレスに使われるウレタンの原料には、ホルムアルデヒドを使う場合がありますが、健康基準に適したものになっています。

 

ただし、ホルムアルデヒドの健康被害の報告被害がないだけで実際は分からないというのが実情だと思います。

 

多くの人はなんともないけど、少数の人でなんか咳が出やすくなったなどの反応がないとも言えません(これは分からないので想像です)。

 

基本的には、健康被害がないので安全といえるのですが、不安な人はホルムアルデヒドの試験結果がある高反発マットレスを選ぶといいでしょう。

 

参考程度に人気の高反発マットレスのホルムアルデヒド試験結果について調べておきました。

 

先ほどの安全基準と比べて低ければ全く問題ないと言えます。

 

  • 雲のやすらぎプレミアム 2.3μg/g以下
  • エアウィーブ 5μg/g以下
  • モットン 5μg/g以下
  • エイプマンパッド(7cm高反発タイプ) 0.00
  • トゥルースリーパー 検査試験なし(2019/4/16問い合わせ時)
  • 高反発エアツリーマットレス 吸光度差(A-A0)0.05以下
  • ムアツふとん 記載が見当たらなかった
  • エムリリー 低ホルムアルデヒドという記載

 

注意点として、ホルムアルデヒドは移染するので木製のベッドと同時に使用するときや新築の場合は特に喚起をしっかりして使ってくださいね。

 

高反発マットレスは、腰や背中の痛み、隠れ不眠などを改善するのに効果的な寝具なので、メリット・デメリットを考えて検討してみるといいですよ。

 

以上、高反発マットレスのホルムアルデヒドの安全性についての解説でした。